投稿日:2008-08-08 Fri
今年もまた、夏山での遭難事故が相次いでいる。
特に、北アルプスでは例年を上回るペースだとか。
今朝の朝刊に載っていた記事だが、中央アルプスで落雷に遭った方が亡くなったというニュース。
「そういえば数日前にそんな事故があったな」と、もう一度確認の意味で記事を読むと・・・
6日午後1時半ごろ、長野県駒ヶ根市と大桑村にまたがる中央アルプス・檜尾(ひのきお)岳(2727メートル)の山頂北側の尾根で、登山をしていた女性(67)が落雷を受け、死亡した。
駒ヶ根署の発表によると、女性は、愛知県内の女性(68)とともに6日朝、中央アルプス・千畳敷から入山し、2泊3日の予定で、尾根づたいに南へ縦走中だった。
愛知県の女性は、雷の直撃を受けて意識のない女性を現場に残し、約4キロ離れた山小屋へ約4時間かけて歩き、6日夕、助けを求めた。
山小屋から通報を受けた長野県警が7日早朝、ヘリコプターで捜索し、女性を見つけて収容したが、既に死亡していた。
2人は登山仲間で、二十数年の登山歴があった。
と言うもの。
ここで驚くのは、尾根を縦走していて落雷に遭った時間である。
なんと、14時近くらしい。
自分も若い頃、そこそこ山へ登った。
冬山だけは、親戚の山屋のおじさんに全力で止められたため未経験なので
もっぱら夏と秋の山ばかり登った。
夏山の鉄則として「午後は行動するな」というのがある。
早朝出発、遅くとも13時には小屋に入るというのが、自分の中では常識だとずっと思っている。
これはもう、山をやる以上、一般常識と言ってもおかしくないとは思うのだが、
この方たちはそのルールすら破って、しかも14時近く、一番やばい時間に、
避難場所も何もない稜線の上で避雷したというから、もう自業自得と言っても言い過ぎではなかろう。
中高年(自分も仲間に入っちゃったな)の登山事故が増え続けているのは、
山の掟も守らないで安易な気持ちで山へ入る人が、多いからではないだろうか?
不幸な事故を防ぐためにも、山に入る前に、ただ装備をそろえるだけではなく
登山についての常識、知識と言うものを、ほんの少しでも勉強してから入ろうではないか。

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